2017年3月19日日曜日

【不動産】 老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 [野澤千絵氏]

[著書名] 老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 

[著者] 野澤千絵氏

[おすすめ度] ★★

[読みやすさ] ★★

[知識習得] ★★

[ひとこと]


著者が述べる「住宅過剰社会」において、20年後には3戸に1戸が空き家となる計算があります。


本書は不動産の「投資本」ではなく、日本が市町村や住宅に抱える(取返しのつかない)大問題を分析し、恐ろしい未来像やその対策案を示しています。


超高層マンションが抱える問題や、東京オリンピック後の悲惨な状況、誰も住まない住宅が溢れかえる原因と実態、悪質なサブリース業界、我々の知らないところで使われる多額の税金など、「住宅」と関わらない人間はいないはずであり、誰もが知るべき話がまとめられていると思います


空き家問題などの危険なケースで、私が生まれ育った町やその周辺が生々しく説明されていたのはショックでした…。


経済の変化や法律とも関わり読みやすい本ではありませんが、それでも新書という形で整理され、何より自分が「ババ」を引かないためにも……、一度じっくり読むべきテーマだと考えます。



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老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 [ 野澤 千絵 ]
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※詳細は画像より






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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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【IT】 ビッグデータ・ビジネス [鈴木良介氏]

[著書名] ビッグデータ・ビジネス 

[著者] 鈴木良介氏

[おすすめ度] ★★

[読みやすさ] ★★

[知識習得] ★★

[ひとこと]


IT関連の書評が続きます。

一記事前に紹介した新書とは異なりこの本は非常に堅く(日経文庫ですし)、「面白さ」としてお勧めはしません。

また、新書というより専門書に近くこのブログではあまり載せない分野なのですが、「ビッグデータ」のコンセプトを掴むのならば分かりやすくまとまっているので書いておきます。


この本でも引用されていますが、オラクルCEOのラリー・エリソンは「コンピュータ業界は女性ファッション業界よりも流行思考が強い唯一の業界だ」と絶妙の言葉を残しています


確かに死屍累々の言葉が生まれたり付け替えられては消えていきますが、このビッグデータと呼ばれる分野は消えるどころか世の中を激変させる柱の一つだと思います。

特に、最近の第三次AIブームに伴いAI関連書籍も10冊以上は読みましたが、結局のところAIに噛ませるデータが核になると考えます。


人事データベースの仕事に役立つかなと買ってみたのですが、業務を超えて学べた1冊でした。これぐらいの基本は誰であっても知っておいて損はないはずです。



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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

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2017年3月11日土曜日

【IT】  ウチのシステムはなぜ使えない 〜SEとユーザの失敗学〜 [岡嶋裕史氏]

[著書名] ウチのシステムはなぜ使えない 〜SEとユーザの失敗学〜 

[著者] 岡嶋裕史氏

[おすすめ度] ★★

[読みやすさ] ★★

[知識習得] ★★

[ひとこと]


端的に言えば「グローバル共通人事システムの導入」で飯を食っている私ですが、「やるからには徹底的に」がモットーですので、どうせシステムに関わるならと専門知識や周辺知識をインプットしています。

その中で、少し古いですが本書ほど「面白い」IT書籍はなかったのでご紹介します。


本書はSEと仕事をするユーザ側をターゲットに、システム導入や俗に言うSEの「実態」を面白おかしく書いています。


当然学べる専門知識もたくさん詰められていますが、開発と運用の格差やSEとプログラマの違い、要件定義や設計で「なぜ必ず上手くいかないか」など、特に「SEを目指してみたいかも」という就活生は必読の内容です。


何より文章が面白く、知り尽くしているからこそ描ける絶妙な表現のため、難しそうな印象のあるシステムの話が笑いながら理解できます。

大げさではなく、文章は本当にセンスを感じます。


読み物としても楽しめ、SE志望の方は様々な知識と共に必ずSEへの希望が失われると思いますが(笑)、概念を理解する入門書としてはぜひお勧めします。





※詳細は画像より



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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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2017年3月4日土曜日

【数学】 数学流生き方の再発見 [秋山仁氏]

[著書名] 数学流生き方の再発見 

[著者] 秋山仁氏

[おすすめ度] ★★

[読みやすさ] ★★

[知識習得] ★★

[ひとこと]


1つ前の記事で筆者の新書の選び方をお伝えしましたが、新品を扱う書店でどうしても出会いがない場合は古本も探しに行きます。
 
その中で見つけた1冊で、書かれたのは筆者が生まれた数年後ですが、今でも十分過ぎるほど思考に残ります。


題材が「寅さん」であったりと時代を感じる楽しさもあるのですが、様々な物事を数学的に分析し、数学の面白さとそれ以上に「生き方」への指針を示してくれます。


抽象化やすり替え能力などお堅いケースから、努力すれば夢は叶うのかや、ナンパにおける数学的正解は「最初の5人は黙って見過ごすこと」など、ユーモアも交えながら思考を学ぶことができます。


数学という真理だからこそ生み出せた色あせない良作ではないでしょうか。


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数学流生き方の再発見 [ 秋山仁 ]
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※詳細は画像より




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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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【IT】 失敗しないITシステム導入 [山田一成氏]

[著書名] 失敗しないITシステム導入 

[著者] 山田一成氏

[おすすめ度] ★★

[読みやすさ] ★★

[知識習得] ★★

[ひとこと]


筆者自身の仕事のために買った本であり、「おすすめ」はもちろんしません。

ただ、仕事を概念的に整理する上で役立ったことと、「経営者新書」というマニアックな新書で気づいたことがあります。


筆者は日本にいる限りは必ず週に1回はお気に入りの大型書店に行き、まさにこのブログの通りジャンル不問で片っ端から確認し一週間分の本を買います。


特に新書は舐めるように確認するため、9割以上は「すでに買った本」または「買わないと判断した本」になります。


そうしていると当然本との出会いも少なくなってきて、今回はあまり買わない中小企業の社長向けの新書を手に取りました。
 
そこで気づいたのは、中小企業の社長という「視点」は私には非常に新しく、この場合はITシステム導入という経営課題や解決策、その難しさや現状をリアルに学ぶことができました。

IT知識を学ぶ参考書のつもりで買いましたが、経営についても新しい視点が得られ、自分とは異なる人をターゲットにした本を手に取る楽しさにも気づけました。


筆者の成長のためにもこの書評ブログを徹底的に多ジャンルにしたいと思います。


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ここがポイント!失敗しないITシステム導入 [ 山田一成 ]
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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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2017年2月24日金曜日

【科学】 文系のための理数センス養成講座 [竹内薫氏]

[著書名] 文系のための理数センス養成講座 

[著者] 竹内薫氏

[おすすめ度] ★★★

[読みやすさ] ★★

[知識習得] ★★

[ひとこと]


「著者買い」の1人で、ここでもご紹介した99・9%は仮説 [ 竹内薫 ]著者の新作です。


私もUCLA留学時に知りましたが、外国では文系と理系の区別はありません。日本では男と女ぐらいに絶対的な指標にされることもありますが…。


そこで、理系的な思考とは何なのか。そもそも人間を文系と理系の二分になどできるのか。私を含め文系の人間が理系的な「センス」を磨くにはどうすればよいのかが書かれています。


私自身、英語を使い仕事をしながら、小さな賞を取る程度には小説家も続け、大好きな歴史のブログを書いたりと、一見文系を極めている響きもしますが、実は小さい時から一番得意だったのは算数・数学でした。
  
本書を自分の本能的な「思考のくせ」に照らし合わせて読むことで、自分自身の理数センスに気付くことができます


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理系は「まとめる」ことや抽象的な思考を好み、物事を絶対視せず確率で考えることなど、科学の面白い話だけでなく実践的な考え方を知ることもできます


私が文系に進んだのは科学に興味が無かったからですが、10年以上経った今は買う本の半分近くが科学系です。
 
門外漢の私が科学本の書評を書くのは控えていますが、竹内氏の本は非常に分かりやすく科学の世界を楽しませてくれますのでお勧めです。





※詳細は画像より




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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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2017年2月19日日曜日

【歴史小説】 光秀の定理 [垣根涼介氏]

[著書名] 光秀の定理 

[著者] 垣根涼介氏

[おすすめ度] ★★★

[読みやすさ] ★★

[知識習得] ★★

[ひとこと]


ついに文庫本も出ましたが、私が好きな歴史小説のトップ3に入った心から好きな作品です。


歴史小説の「スタイル」も多々あるのですが、戦いや史実研究を中心にした物語ではなく、光秀の「人間」を描き、架空の人物たちを混ぜ合わせることで「生き方」について深く深く考えさせられます。


哲学であり、文学であり、この作品の特に3人からは人生を学んだような気がします。

こんな新しくて素敵な歴史小説に出会えて感動すらしました。最後は涙も。。


ちなみに作者は、このブログで書き続けてきた私が最も好きな小説家です。


君たちに明日はない [ 垣根涼介 ]ワイルド・ソウル(上巻) [ 垣根涼介 ]と同じです。


好きと言いつつ「なぜ突然歴史小説を…」と不安に思っていましたが、これはもう、参りました。




※詳細は画像より



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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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