2021年6月2日水曜日

バトル・オブ・ザ・セクシーズ【おすすめ映画ひとこと評論】


バトル・オブ・ザ・セクシーズ【おすすめ映画ひとこと評論】 



[おすすめ度] ★★ 

[構成・展開] ★★

[時代感] ★★★★


[色気] ★★


[演技力] ★★

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バトル・オブ・ザ・セクシーズ ひとこと



男子テニスと女子テニス。観客数は同じなのに女子の賞金は男子の10分の1…。

本作は1970年代の実話をもとに、男女平等を求めて戦う女性テニスプレーヤーを描いています。


主演は『ラ・ラ・ランド』でも主役を演じたエマ・ストーン。(ラ・ラ・ランドの次作品)

「同じ女優だよな…?」と分かっていても本気で疑うほど容姿まで異なる圧巻の演技力に加え、構成はシンプルながら最後の試合には感情が入り込んでしまう巧みなテンポ


更に、男女の戦いと並び本作品のもう一つのテーマである「同性愛」。

エマ演じる主人公(男性と既婚)が恋に落ちる相手女性のあまりの色気に、「誰だこの女の子は」と調べ上げるとまさかの私よりもけっこうな年上。これは日本版Wikiが間違っているなと本気で英語で調べるほどの驚き…。


男女平等と同性愛というともすると重くなるテーマですが、一切の不快さが無く、一方で映画の醍醐味である「残るシーン」も散りばめられた完成度の高い作品だと思います

バトル・オブ・ザ・セクシーズ



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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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