[おすすめ度] ★★☆☆☆ (映画は相当難しい)
[構成・展開] ★★★☆☆
[文学度] ★★★★★
[演技力] ★★★★★
[ひとこと]
小説が原作で、綾野剛主演の映画です。
と言うか登場人物は主に2人だけで、8割は綾野剛の映画と言えます。(原作は残り2割の少年側がメインで映画と構成が相当異なります)
私は映画から先に観たのですが、正直大半の人にはお勧めできない一方、映画好きを自負する方にはぜひ観て欲しいです。
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内容には触れませんが、先ず物語の半分が経っても「…一体何の映画だこれ?」と戸惑います。
物語の全体像が見えず、一切「面白さ」は無く、物語を追う「目的」が見つけられません。
しばらくして、私は「なるほどこれは文学か」と解釈できてからようやく少しだけ落ち着けました。
映画では剣道は一要素でしかなく、生と死をテーマに己自身と戦い続ける文学作品になっていると思います。
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高校生の爽やかスポーツ映画として軽い気持ちで観ると途中で心が折れます。笑
一方で、綾野剛の迫真の演技と、疲労感と共に記憶に残る深い世界観に、「映画を観た」感覚を久しぶりに味わいました。
観るからには覚悟を持ってどうぞ。体力に余裕のある休暇中がお勧めです。笑
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著者:ひさなお
TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。
第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。
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