[著者] 福原正大氏
[おすすめ度] ★★★★☆
[読みやすさ] ★★★☆☆
[知識習得] ★★★★★
[ひとこと]
こう見えて、本業についても自分の時間とお金を使いインプットしているのですよ、という前置きから。
さて、このブログでも書き続けているように、AIに関しては書籍だけでも15冊ぐらい読んだかもしれません。
「未知の話」が含まれるため仮説の振れ幅は激しいですが、私程度が知るべき知識は十分に習得したと思います。
その中で、先ず本書の半分近くは人事の話というよりAIの話がメインであり、分かりやすく理解するには良書だと考えます。
また、本書はビジネスも人事部門もはるかに進んでいるアメリカと比較しながら、大半の日系企業で機能不全になっている人事部門について書かれています。
本書で述べるAIとビッグデータを使った人事改革が日本で実現するのは果たして何年後かは分かりませんが、「経験と勘」を使うだけ、またはそれすら使わず「管理するだけ」の人事部門にとっては、べき論だろうと理想論だろうと学ぶに値すると思います。
全体的には非常に勉強になりましたが、個人的に「別の仮説」を持つ部分もあります。
人事という定量的に扱いにくい分野が、AIによってどのように「真に」経営に役立つのか、これからの発展をフォローしていきたいと思います。
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著者:ひさなお
TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。
第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。
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