[著者] 百田尚樹氏
[おすすめ度] ★★★☆☆
[読みやすさ] ★★★★★
[知識習得] ★★★☆☆
[ひとこと]
前回の「著者買い」対象の中に百田氏もいます。
このブログでもすでに2作紹介していますが、最近は著者の小説以上に新書が楽しみになっています。
本作は百田氏以外ならば間違っても手にも取らないタイトルでしたが、抵抗ありながらも「百田氏だからきっと…」と発売した週末に購入。
結果、やはり物語の名手だけあってテンポ抜群の文章で一気読みでした。
単なるノウハウやどうでもよい情報のコピペなどではなく、書くにしろしゃべるにしろ話とは何なのか、聞かせるとはどういうことなのかを言葉にしています。
それに加え雑談力を活用した多種多様な小話も入っています。シャチvsサメの話、七人の侍の話、当て馬の話、伝説のピッチャーやボクサーの話は一読しただけで覚えてしまいました。
宇宙や歴史からスポーツまで「意味のない」分野なんて無く、可能な限り知の領域を広げたいと思わせてくれました。
ちなみに、百田氏の新書にはこの雑談力 [ 百田尚樹 ]に加え、以前書いた大放言 [ 百田尚樹 ]も鋼のメンタル [ 百田 尚樹 ]にも、南京大虐殺は完全なでっち上げである話があります。
もちろん歴史ですので仮説ではありますが、思想ではなく事実を組み立て論じる点は非常に納得がいきます。人物としても興味深い作家さんだと思います。
|
==============================
著者:ひさなお
TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。
第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。
==============================
ブログホーム
親ブログ: 『一歩世界へ』
7年続く親ブログ。毎週の世界経済を軸に、英語習得や時々のみプライベートも言葉にします。
◇その他スピンオフブログ◇
科学する投資&ギャンブル術
株と競馬を中心に、投資とギャンブルの原理原則を学べる場。
5武将と巡る戦国50年
戦国時代50年を5人の武将で整理しながら学べる場。
0 件のコメント:
コメントを投稿