2016年11月12日土曜日

【小説】 迷子の王様 (君たちに明日はない・完結編) [垣根涼介氏]

[著書名] 迷子の王様 (君たちに明日はない・完結編) 

[著者] 垣根涼介氏

[おすすめ度] ★★★

[読みやすさ] ★★

[知識習得] ★★

[ひとこと]


長年「最も好きな小説」と紹介し続けてきたシリーズがついに完結してしまいました。


1つの作品に愛を込め過ぎるタイプではないのですが、読む度に「人生」を真っすぐ考えさせられる本シリーズがどうしても好きです。


私が1番好きな小説 


本作についてはじっくり1記事書いたのでよければ参考にしてみて下さい。

あまり同じ作品を読み返すタイプでもないのですが、この作品は人生の節目で何度も読み返していきたいと思います。




※詳細は画像より





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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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2016年11月6日日曜日

【科学】 やり抜く力 (原題:GRIT) [アンジェラ・ダックワース氏]

[著書名] やり抜く力 (原題:GRIT) 

[著者] アンジェラ・ダックワース氏

[おすすめ度] ★★★

[読みやすさ] ★★

[知識習得] ★★

[ひとこと]


TEDで発表された後ベストセラーになった洋書の日本語版です。

サブタイトル、『人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』だけを読むと躊躇しますが、アメリカでは相当話題になっているらしく読んでみました。


著者はマッキンゼーから小学校の教師に転職した後、心理学者になった異色の経歴ですが、私が本を選ぶ基準の「科学」としての研究結果ですので非常に残る考えでした。


一言にすると、成功には才能よりも努力(やり抜く力)が必要である、という仮説です。


困ったことに、日本でベストセラーになりこのブログでも紹介した言ってはいけない [ 橘玲 ]と一見真逆の事を言っています。

こちらの本では「知能の80%は遺伝」など端的に言えば努力や環境では変わらないという理論です。


二つとも科学に基づく理論なのですが、なぜ異なるかというと、これまたブログで紹介した99・9%は仮説 [ 竹内薫 ]だからなのですが、複数の本の関係性を考察するのは別の機会で。面白いですけどね。


しっかり読み込むとあながち相反する考えではありませんが、「Grit」という概念を身に着けることは人生の武器になるかもしれません。


「全米ベストセラー」の看板がつく本は読んでもまず失敗はありませんので(映画とは異なり…)、お勧めいたします。





※詳細は画像より


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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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