[監督] 新海誠氏
[おすすめ度] ★★★★★
[構成・展開] ★★★★★
[(本当に)泣ける度] ★★★★★
[ひとこと]
遅ればせながら「君の名は。」を観ました。書評ブログですが初めて映画についても語らせて下さい。
本作、後半部分は鳥肌が立ちっぱなしでした。
どこかありそうながら新しい組み合わせの展開を、抜群のテンポで1時間以上夢中にさせる構成は圧巻です。
何種類もの「終わり方」が考えられた中で、これほど1つの終わり方を「願った」のも極めて稀。
中学生にはたまらないであろうおっぱいのくだりも、まさかの涙(と笑い)に結びつく伏線だったのはあっぱれとしか言いようがありませんでした。
日本の文化や伝統といったものへのメッセージは正直分かりません。この作品の本質ではないかと。
同じくサブキャラに敢えてストーリーを作らないのも、主人公たちに集中させるこの作品にはプラスだと思います。
バイトの美人な先輩には大人の世界のサブストーリーが隠されていそうですが、高校生の彼と彼女には「これから」の世界なのでしょう。
「売れ過ぎた作品」は無名の作家が必死に否定できる点を探しますが、同じく無名ながらいくつか賞をもらい細々と書き続けている小説家としては、記憶から消えない映画になりました。
観終わった後はとにかく「なるほど」と。これはヒットする理由がありました。
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著者:ひさなお
TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。
第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。
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